なのに其れをしあはせだと微笑まれ乍ら [本、コミック]
『この世界の片隅に(下)』読みましたー
やっぱりこの人の絵は、タッチとか色とか足のゆびとか、あと背景が大好きです。
すずさんがお絵描き好きというのも、うちらみたいのには読みやすい。
読み終わってあとがき読んで、このお話はこうゆうお話なんだとうんうんうなずいていました。
戦時中と言えば悲劇的な出来事にスポットを当てる作品が多いですけど、これは「戦時の生活がだらだら続く様子を描」いています。
戦時だからって毎日泣き叫んでいるわけではなくて、人々にとってはあくまでそれが日常であるわけで。
なんでもかんでもきっちりきっちり出来事が起きるのではなく、なんとなくあいまいに過ぎ去っていくものごとが多い感じで。
特にこの人の本はユーモラスで陽気なテイストが前面に出ているので、安心して楽しく読めるのもいいです。
とは言え20年後半ともなればさすがにいろいろあるのですが。
って、なんだこの子!?
書きながら読みかえしてて気がついた、何でこんなところに出てくるんだ!?
というかこの手もそうでしょ、えー…
この本、一度読んだだけじゃ気がつきにくいことが多いとは前から思っていたけど、まだいろいろわか
えーーっ
いまちょっと、これはどういうことだ、鬼イチャン冒険記…
いや、ちょっとそのまんまではないはずだけど、なんでこんなところに出てくるんだ…
まあまた何度か読めばわかってくることもあるでしょう。
こうゆうのが好き。
読んだ直後に描かずにはいられませんでした。
2009-05-17 11:13
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0