『まんぷくローカルマラソン旅』 [本、コミック]
仕事も自室のインドア派、たかぎなおこさんが、思い立ってマラソンへの挑戦をはじめるコミックエッセイ『マラソン1年生』『マラソン2年生』。
もう出るきっと出ると信じ続けてやっと出ました最新巻。
『まんぷくローカルマラソン旅』。
『マラソン3年生』じゃないのかー。
ローカル旅?旅グルメ?もうマラソンはメインじゃないのかしらん。
と、少しがっかりしつつ読んでみたら、ばっちりマラソン3年生でした。よかったよかった。
『時砂の王』 [本、コミック]
26世紀。人類は滅亡した。
ETはそれのみに飽き足らず時間遡行を実施。過去における人類の生存をも許そうとしなかった。
22世紀。未来から来た人工知性体メッセンジャーに指図されることを人々は良しとせず、その不和が隙となった。
気がついたときには手遅れで、人類自身の核攻撃によって地表は荒れ果てた。
20世紀。第2次大戦に向けられるはずだった全戦力で敵に当たった。ETの封じ込めに成功しつつあるように思えたが、敵はその間に力を蓄え、さらなる過去への跳躍を済ませていた。
途中の全ての時間枝を見捨てて10万年前にまで遡り、原始人類から始まるただひとつの時間枝を死守する戦略が、時間戦略知性体により立案される。
3世紀。卑弥呼の時代。
倭国にインディアンの船がたどり着いた。
彼らの持つ古き書と同じものが、倭国にも昔から伝えられてきていた。曰く、災いに備えよ。力を合わせよ。
つまり仲間だった。
匈奴は既に敵の先遣により失われていたが、ローマ帝国、魏、クシャーナ朝が連合し防戦に成功。
メッセンジャーは人類に、農業と治水を、鉄の剣の作り方と戦の仕方を教えた。
10万年間を戦い抜き消耗してきたメッセンジャーらと、全ての未来を打ち破ってきたETとの戦力拮抗点がここだった。
*
『時砂の王』小川一水。
http://www.variety.com/article/VR1118054757
ハリウッドって!
このワクワクのエッセンスを芯にしてくれさえしたならば、多少のアレンジには文句言いません!
お願いだからどうかいい作品にして下さい!
「1775年!アメリカ独立戦争時代!米英仏連合軍がETに立ち向かう!神聖ローマ、オスマン、清、江戸幕府もそれぞれ結んで敵と戦っていた!」とかでも、まあこの際いいです。
『上京はしたけれど。』 『ひとり暮らしな日々。』 [本、コミック]
こないだ3冊買ったたかぎなおこさんのコミックエッセイ、残り2冊もどくりょうです。
たかぎさんが、イラストレーターとしてやっていくことを志して東京に出てきた頃のお話です。
イラストのお仕事がそうそうあるわけでもなく、住み慣れない東京でバイトをしながら細々と暮らす日々。
たかぎさんの部屋にはいつもクマがいるのですが、あれは何かいわくがあるんだろか。
他の作品にはエピソードがあったりするのかな?
こっちは最近の作品です。
時期的には他のひとり暮らしの本といくらか被っていますが、また違った描き方です。
こちらはなかなか楽しそうで、読んでるとひとり暮らしをちょっとしてみたくなったりもします。
(いや今もひとり暮らしですけど。)
このカオはすごい。
あーあ。これで3冊とも読んじゃった。
もうあと4冊注文してるんですけどね。
『ひとりぐらしも5年め』 [本、コミック]
こないだ行った本屋さんに、たかぎなおこのコミックエッセイがずらりと平積みされてました。
しかもあらかた品切れだった感じ。
この人、人気あるのねー。
ってんで自分も3冊ばかり買ってきました。
『ひとりたび1年生』 [本、コミック]
『マラソン1年生』がとてもおもしろかったので、たかぎなおこさんのコミックエッセイ『ひとりたび1年生』も買ってみました。
観光地でのイベントではひとりでの参加者が自分だけでなんだか居心地悪かったり、食事するのにもお店に入りづらかったりで、「あはは、そうだよね~」って思いながら読み進みます。
このへんを読んで「うおー、一人旅してえ!」とか思う人はたぶんあまりいない。
んですけど、そういったところも含めて旅にあこがれる心が刺激されます。
あと、他の作品と同様、ビールと飲み食いの場面がすごくうまそうです。
読みながら、読み終わる前に次回作もぽちっとしてしまいました。
2年目では、寝台特急やフェリーを使った旅がめちゃめちゃ楽しそうです。フェリー乗りたい。
「旅先でばたばたするのではなくて、のんびり過ごしてみたい」と考えての沖縄八重山2週間編もたまりません。南の島いいな!
南の島いいな!
『マラソン1年生』 [本、コミック]
1週間前 [本、コミック]
からくりもんもん [本、コミック]
子供の頃読んだ絵本で、『からくりもんもん』というのがありました。
すごくおもしろい本だったから覚えているんだと思うのですが、いざ検索してみると情報がほとんど出てきません。
お話としては昔話ふうです。
ひとりのきこりが、ヘンな木の枝?みたいのを見つけて、とりあえず鉢植えにしてみたのが発端。
文章では何も言っていませんが、挿絵ではその枝、枝というか、歯車と棒がくっついた、植物というよりもガラクタ的なものに描かれています。
枝には短冊?がくっついていて、曰く「からくりもんもんからくりもんもん となえりゃ望みのものとなる」とかなんとか。
きこりは、楽して商売したいなあとか言ってしまったようです。
数日すると、そのからくりの枝は、成長して先っぽに丸鋸がついたような形になってました。
こいつが木を簡単に切り倒してくれます。なるほどこれは楽だ。
からくりはどんどん伸びて形が変わり、どんどん木を切り倒し、きこりは大喜びです。
ところがこいつは山をまるはげにする勢いで大きくなり、複雑で大掛かりな形に伸びていき、ついには山自体をも削りはじめました。
挿絵では、自動車を正面から見たものに丸鋸やらショベルカーの先やらが生えた巨大なからくりが山に立ち、子供心にカッコ悪いと思ったナイスなデザインでした。
あいかわらず文章のほうは、機械とか工具とかそういったワードの一切出てこない昔話調を守っていますが、どうみても昔話には出てきそうにない暴走マシンです。
全体的にうろ覚えで、しかもこのあとどうなってしまったのかは覚えていないのですが…
この絵本について触れた記事を、さっき見つけました。
「幻の絵本『からくりもんもん』」
http://www.spotlight-news.net/news_aiDLWYYsQ6.html?recommend
この表紙の絵は本当に久しぶりに見ました。
他の絵も見たいなあ。
どうもかなり稀少な本になってしまっているようです。
しかも結末がこんな。ぜんぜん思い出せねー!
チハ [本、コミック]
風つえー。
青空を見てると景色のいいところに行っていないのがもったいなくなってきますが、今日はうっかり山に行っちゃった人は大変だったろうねえ。
*
図書館に行って、借りてた本2冊を返してきました。
『こちら南極ただいまマイナス60度 越冬460日のホワイトメール』中山由美。
女性記者さんが第45次南極観測隊に随行し、1年4ヶ月の越冬期間中に毎日レポートした記録です。
Webサイトに掲載されていたものも以前読みましたが、孤立した越冬期間を少しでも楽しく快適にしようという観測隊の試みがそれまで抱いていたイメージとは違っていておもしろかったです。寿司屋開いたり露天風呂作ったり。
かと思えば、世界中どこへでも飛んで行けるこの時代なのに、補給は年に一度しかできないため生鮮食料が欠乏し、基地内で採れたキュウリの薄切り数切れが何よりのごちそうだったり、南極中心部のドームふじへの移動が雪上車で片道なんと1ヶ月、その間一切入浴ができず食事も睡眠も落ち着いてはできないといったような過酷な環境も、また想像以上でした。
『八月十五日の開戦』池上司。
太平洋戦争の末期。日本の降伏後、ソ連の対日参戦によって発生した千島・占守島での戦いと、ソ連による北海道分割統治を回避する努力を描いた小説。
全くの架空の出来事かと思って読み出したのですが、読んでみたら逆に史実とは何が違っているのかが自分にはわからないでした。^^;
連合国の戦車に比べたらおもちゃみたいにかわいそうな日本の戦車ががんばります。いいかげんな知識で書く人ではないだけに萌える。
今日は代わりに偏ったジャンルのものばかり3冊借りてきました。
今週は休みも多いしなんとかなるでしょ。
映画「コンタクト」の夜空もよかった [本、コミック]
この三連休では、本を2冊読んどきました。
『無音潜航』池上司。
日本と韓国を襲った核テロによって、周辺各国の防衛体制は一触即発となった。
帰途を急ぐ海上自衛隊の潜水艦「さちしお」は、決して敵対しているわけではない中国海軍から実弾をも使用した航行の妨害を受ける。黄海海上で回収した品物が関係しているらしい。
交戦状態にない以上直接攻撃による撃沈は避けたい中国原潜と、先制攻撃することが決してできない自衛艦の、海中での追撃戦。
土曜に図書館に本を返しに行き、代わりに借りてきたうちの1冊です。
全く知らなかった本ですが、別の本を探して本棚を探しているうちに目に留まりました。
図書館は、本棚ひとつ見てるだけでも読んでみたい本が数冊出てきて、でもそれらを読む機会はそうそうなさそうだというのがおっかなくて、いつも用事を済ませると逃げるように出てきてしまいます。
ところで、『眼下の敵』は文中で言及がありましたが、この人は『駆逐艦キーリング』も愛読しているんじゃなかろうか。
『スターマン・ジョーンズ』R.A.ハインライン。
宇宙船の航宙士たちは、恒星間ジャンプでは非常な緊張を強いられる。
数日前から操縦室にこもり、次第に増えていく観測データを矢継ぎ早に処理して軌道を修正し、正確に決められたポイントで正確に光速に達するよう小数点以下何桁もの数字を次々と繰り出さねばならないのだ。
どこかで数字をひとつ間違えたが最後、その船は既知宇宙へは二度と戻っては来れなくなる。
マックスが見習いとして乗り組んだ貨客船「アスガルド」。彼は航宙士としての知識はある程度持っていたが、ジャンプの際の操縦室の様子を実際に見るのは初めてだった。
部屋の隅から出てきたので読んだです。
未開の惑星チャリティの属する星系には極めて多数の彗星存在しているとのことで、夜空にはいつも大きな彗星がかかり、またそれに伴って毎晩のように流星の雨が降り注ぎます。
前に読んだときは気にしてませんでしたが、今読むと、そんな光景が見れたらどんなにすごいか。
そうそうこの2冊(「キーリング」も入れたら3冊)に共通してるのは、サンドウィッチがやたら食べたくなるってことです。うまそう。
S電装は狙いすぎだ。 [本、コミック]
今週末は、買った本2冊が届いたので、ずっと読んでました。
うち1冊、『煙突の上にハイヒール』小川一水。
短編集です。
一応SF…だよね?
現代~近未来が舞台ということもあって、出てくるガジェットは大げさ感のないものが多いです。作者さんらは、あちこち数字の桁をふたつみっついじってるとか言うでしょうけど。
どれもおもしろかったけど、特に好きなのは最初と最後の2篇。
「煙突の上にハイヒール」。
雑誌で見かけた背負い式の一人用携帯ヘリコプターを、いろいろあって衝動買いしてしまったOLさん。
まだイロモノ的な面が強いおもちゃですが、これで空を飛ぶのがなかなか気に入っちゃう。そんなお話。
これはあったら楽しそう。うらやましい。
「白鳥熱の朝に」。
2010年3月、世界は強毒性インフルエンザのパンデミックに襲われた。
大流行は第二波、第三波と繰り返し起こり、日本でも多くの人々が家族を失った。
「扶養者の意思を問わずに養子を持たせるこの法律は、無数の軋轢を生んだ。望まぬ大人に引き取られて虐待される子供が数千人発生し、また、脱走してホームレスとなる養子も、同じほど数多く発生した。
それでもなお、これがまったくの無策よりはずっとましであり、他には現実的な方策がないことを、国民の多くは心の底で知っていた。」
そんなんで、独身中年男性の狩野のおうちに、快活な女子高生さんがやってきました。一応審査の上で決められたことらしいのですが。
うえんうえん。
ハルさん [本、コミック]
コミック『きみといると』第2巻を買ってきました。
同じ方の他の作品、『まちまち』1、2巻と、『ちまちま』も買ってきました。
この人たちはまったくかわいくてちくしょーって感じです。おのれ。
んにゃ [本、コミック]
昨日は本屋さんで4つばかしお買い物。
それでも町は廻っている第6巻。
初めて見たときは「通称それ町」だなんて自分で通称言ってどうすんだとか思ってましたけど、もう安定して楽しいです。伊勢エビ~。
エデボー第18巻。今さらながら進んでなかったの思い出した。そろそろ終わるんだっけ?
山と高原地図の奥武蔵・秩父。あんまし役に立ってる気がしないけど、すごい高いというわけでもないし、持っていないといけないものらしいので。そういやネットで2万5千分1地形図も閲覧できるっけ。
そしてコレ。
『きみといると』第1巻、かがみふみを。
くそう、読んでてなんかくやしいぞ。
明日2巻を探しに行こう。
いろいろ読みたくなってしまう [本、コミック]
まだ読んでない本が何冊かありますが、それでも図書館に行ってしまいます。
ビバ図書館。
本を、いっぺんにでなければ何冊でも持って帰れちゃう。
文庫本だろうが新書だろうがハードカバーだろうがでっかい写真集だろうがタダ。
どうしても欲しいというほどではない本でも、ふつうあまり読みそうにない本でも、読まないまま期限が来る見込みのほうが高そうな本でも、おさいふが痛みません。
そして読んだら、というか読まなくても、また引き取ってくれる。部屋にものがむやみに増えなくて助かります。スバラシイ。
本屋さんにはあまりない手の本もあるし、ちょっと古めの本でも置いてあるし、かなり新しい本でも置いてあったりする。リクエストすればそれも入れてくれたりもするらしい。
さすがに、ジャンルを絞ると、例えば小川一水が全巻置いてあったりするわけじゃないんだけど、おかげでかえって普段読まないジャンルに興味が向きます。
今借りてるのは、水彩入門的な本(読むとなんかそれっぽい気になります。なるだけなんですけど、別に失うものがあるわけじゃなし。)と、銀英伝外伝2冊(ぶつくさ言いながらもけっこう好き)。
1冊プラス読み物2冊は多すぎですけど、読みきれなかったらまたそのうち借りればいいです。
これでもうちょっと涼しくて、ソファと自販機でも置いてくれれば、棲みついてしまいかねない。
量るの。 [本、コミック]
図書館へ。
前回借りた4冊のうち、読み物1冊はちょっとしか読まないままでした。
まあまた借りればいいでしょ。
図書館はワクワクして楽しいです。
読む読まないは別としてもどれもこれも借りたくなっちゃう。
なのに其れをしあはせだと微笑まれ乍ら [本、コミック]
黒を描こうと思った [本、コミック]
『それでも町は廻っている』5巻を買いました。
1巻を最初に読んだときは、こんなに好きになるとは思わなかったなー。
今巻は「学校迷宮案内」が大作です。歩鳥の話じゃないのに、前のほうのお話から伏線が引っ張られてます。(それにしても歩鳥はなんだかんだでモテモテさんです。チクショウ。(笑))
伊勢エビさんのツンデレっぷりも相変わらずでラブリー。メッシーのイラストがカワイすぎる。
「夢現小説」。今巻はけっこう後に引きずる伏線が多いのかな?
「歩鳥は毎日楽しいか?」「楽しいよ」「なんで?」「え?? なんでといわれても…」「それを言葉にしていくのが小説なんだよ。突飛な事書こうとしてもだめなんだよ」なるほど~
紺先パイ話「俺たちは機械じゃねぇ!」も好き。ボムプキ。
「大嵐の夜に」これも紺先パイ話。歩鳥すげー気持ちよさそうだなー。ドーン。
「学校迷宮案内」伊勢エビメッシーカワイすぎる(それはもう言った)
「それじゃ明日、山で。」 [本、コミック]
『岳』8巻を買いました。
荷物がまた増えた。w
阿久津くんがいい男になってきたねえ。
なんで帰ったらいつぞやのスーパーのレジさんがいるんだよチクショウ!「ご飯作ったよーん」じゃねーよチクショウ!(笑)
「レスキュー タイヘンネ ダカラ オツカレサマネ」クミちゃんも好き。
「ワタシワ クミチャン スキダカラ」なんでこのコマだけこんな絵なんだよw
「新しいカラビナ! お疲れ様プレゼントか?」「NO. For hard work.(もっと働けってな。)」「Got it.」いいねえ。
あと、今巻ではやっぱり「司令塔」。珍しく野田隊長のお話。
メガネかけてあまり表情出ないし、三歩のようながっしり派というよりはどちらかというとオフィスに座っているほうが似合ってそうな風貌の野田チーフだけど、三歩の昔からの山仲間で救助隊の隊長ってくらいだから実力もかなりのもんでしょ。もっと野田隊長でろー。
ああ、「無益の一枚」も好き。
「待ってろよ石原!ナハハハハ」こうゆうひとおもろいな。w
タバコのおじさんも、なんかまた登場しそうだね。