ガンビア・ベイ届いたー

　また古いゲームを引っ張り出してみます。
　『ファイティングスティール』、第二次大戦における艦隊戦シミュレーション。
　水上艦艇による砲雷撃戦をこういった雰囲気で表現したゲームはなかなかないです。

　ヒストリカルキャンペーンの日本側、長さ中間、ランダムファクター最大。
　
　こっち側の登場艦艇をざっと見てみます。
　戦艦は<陸奥>に巡洋戦艦<榛名><比叡><金剛>。大和級はいないのか。

　
　最初の戦闘は1942年10月に発生しました。夜戦。
　こちらは重巡<加古>8インチ砲6門、軽巡<天竜><夕張>、駆逐艦8。日本の軽巡は、いいんだけど、ゲーム上は非常に脆いので気を使います。
　
　
　02:32。北に敵艦発見。1個駆逐隊。
　他にもいるはずだけどまずは各個撃破できないかやってみよう。
　
　02:37。案の定西側に別の隊を発見。軽巡<アトランタ>5インチ砲16門、重巡<ペンサコラ><ソルトレークシティ>8インチ砲10門、重巡<ポートランド>8インチ砲9門。
　巡洋艦4隻か。こっちの軽巡は戦力としては駆逐艦並なのに向こうの軽巡は重巡並だ。もっともこちらには酸素魚雷があるんだけど。
　
　02:44。めった打ちにあいながらもこちらの駆逐隊が敵巡洋戦隊に魚雷発射。

　
　当たってくれよー。

 

　　
　<ソルトレークシティ><ペンサコラ><アトランタ>に命中。
　
　
　結果。384点対353点で辛勝。
　駆逐艦<雨霧><白露><五月雨>沈没、<吹雪>大破、その他の艦も手ひどくやられました。
　戦果は重巡2隻撃沈。<アトランタ>は魚雷を食らってなお生き延びやがった。
　まあ確かに辛勝というところか。

　
　
　
　1942年11月。
　陸上部隊に補給物資を投下する任務を行っていた駆逐隊が敵艦隊と遭遇。夜戦。
　こちらは駆逐艦8隻。
　
　投下海域への侵入を阻むように敵駆逐隊が現れました。
　これはやっかいな。先手必勝、魚雷をばらまきます。

　
　2隻に命中。
　煙幕を張りつついったん退避し、体勢を立て直してから再度投下海域に向かいます。
　
　結果。427対98で大勝。
　3隻撃沈、喪失1。

　
　
　
　11月中にもう1戦。
　こちらの護送船団が敵駆逐隊の襲撃を受けた。夜戦。
　護衛の軽巡<川内>と駆逐艦3隻が煙幕を展帳する間に船団は退避進路を取ります。
　
　緒戦、雷撃で1隻を仕留めたものの敵はまだやる気満々。
　こちらも<風雲>が被雷、轟沈した。
　損傷の激しい2隻が船団の脇に付き、<潮>1隻が味方を逃がすため敵4隻に向かって突撃する。

　
　袋叩きにされ大火災を起こす<潮>。
　
　結果。348対444で米軍勝利。
　こちらの護衛艦は全滅したけど、そのおかげか輸送船団はボロボロになりながらもかろうじて離脱に成功。

　
　
　12月。
　任務中の駆逐隊が優勢な敵部隊に遭遇、追撃を受けた。極力損害を抑えて離脱せねばならない。
　魚雷をばら撒いてとっとと反転する。

　
　駆逐艦2隻に命中、撃沈。

　まだ魚雷を半分残していたのでそれを撃ちに行きたい誘惑に駆られたけど、がまんして全速力で退避。
　そのまま全艦無事に脱出できた。

　スコアは52対ゼロ。
　リプレイを見てみると、敵のほうが1ノット速く、終了時にはほとんど追いつかれてるところでした。危ない危ない。

 

　このゲーム、今のPCだと動作がやたら不安定なんだけど、たまにプレイしたくなるんだよねー。