オリオン座流星群 [星見]
オリオン座流星群が極大日ということなので、会社の人と陣馬山まで見に行ってみました。
仕事が終わって出たときには空全体に薄雲がかかっていて望み薄かと思いましたが、現地についてみると星がけっこう見えていました。
ヘッドライトをつけて駐車場から山道をえっちらおっちら登り、20分ほどで山頂到着。
広い山頂にはあとからもどんどん人がやってきて、けっこうにぎやかです。
反対方向から登ってくるのは、高尾山方面から夜の山を歩いてきたんだろか。
観測機材を持ってきている人も多かったようです。
陣馬山名物のお馬さん。
動き回ってる人やライトが、ふらふらと写ってます。
山とは言え下界の町明かりはなかなか明るく、光をつけなくてもそれなりに動ける状態でした。
お馬さんがこれだけ写るんだったら、試しに空に向けて撮ってみよう。
このデジカメには星空モードがあって、最長60秒間の露光ができます。
コンパクトデジカメなのでたかが知れているでしょうけど…
おお。ちゃんと星が写ってるじゃん。
液晶ファインダーでは何も見えないので適当な方向にめくらめっぽうに向けて撮るしかないのですが、小さな三脚を借りて、夜空を眺めつつ何枚か写真を撮ってみました。
一緒に来た人はいろいろおもちゃを持ってきていました。
「せっかく持ってきたんだけどどれも役に立たないなー」とか言っていましたが、三脚もデジカメもなかなかいい感じに使えています。
それではと、今度は小さな双眼鏡も借りてみました。
まあ小さいものですし、星なんていくら拡大したって点は点ですからねぇ…
おっ? おっ!?
上の写真は前の写真のトーンを補正したものですけど、こんな感じに、双眼鏡を使うと肉眼では何も見えていなかったところに、小さな星がすごいたくさん見えるです。
これは楽しい。
すばるは星が集まっているのがわかります。
流れ星のほうも、けっこう流れていたようです。
山頂のそこかしこで「流れた!」とか「うわ今のでけえ!」とか声が上がるたびに、「うそーどこどこ!?」とか「げ、下向いてた!」とか悲鳴が出ます。
自分は、間が悪いのか見方が悪いのか気合が足りないのか、2時間半ねばって2~3個程度しか見れませんでしたです。ちくしょう。
いちおうそれなりに防寒の備えはしてきたつもりだったのですけど、秋の山頂はさすがに寒かった。
平日だということもあって適当に断念して切り上げ、下山を開始しました。
これから登ってくる人たちもたくさんいて、「見えました?」とか聞かれたりしたです。
で、下りて行くと、下のほうに人の声と赤いテールランプがたくさん見えてきました。
うわー、みんな来てるんだなあ。
駐車場の出入りはかなり詰まり気味になっていて、なんとか駐車場から出ても今度は狭い山道でのすれ違いがえらく大変でした。
どちらかと言えば地味なオリオン座流星群でこの状態では、派手な流星群のときはかなり大変なことになるんじゃないでしょか。
11月のしし座流星群に向けて、どこかもっと近所で、混雑しなさそうなところ、見つけられたらいいなあ。
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