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パンスターズ彗星 [星見]

 最近、天文関係の雑誌やサイトをにぎわせているパンスターズ彗星。

 彗星なんてそう簡単に見れるものでもないだろうと思ってたら、市街地でも写真を撮っている人がちらほら見つかりました。
 使われている機材も、そうとてつもないものでもなさそうです。
 これ、がんばったら自分でも撮れたりしないかしらん?

 

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 パンスターズ彗星は、既に明るさのピークを過ぎ去り、現在4等級くらいにまで暗くなっています。
 彗星の等級は、ぼんやりとした広がり全体まとめての光度らしく、同じ等級でも点光源である恒星よりも見た目は暗いです。
 これまでは日没直後の北西にいましたが、3月の終わりごろからは日の出前の北東にも出てくるようになりました。どちらも空の低い位置で薄明に溶け込みがちになり、見やすいとは言えません。

 逆に言うと、難しいのはその薄明によるところが大きくて、彗星自体はその薄明下でも捉えられなくもない明るさをまだ持っており、都市の光害こそが致命的というわけではないような感じです。 

 今の時期は、解説サイトの図を見ると、夕方よりも明け方のほうが若干彗星が高くなっていて有利な様子。低い高度は雲や春のかすみに妨げられやすいことを考えても、朝のほうがよさそうな気がします。
 時間帯は午前3時から4時。それ以前は高さが低すぎ、それ以降は空が明るくなってしまいます。平日は無理な時間です。

 今週末はお山に行きたいんだけどなあ。
 でも彗星を見るチャンスのほうがレアだよなあ。 

 

 

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ペルセウス座流星群 [星見]

 今年のペルセウス座流星群の極大日は、月が細くて邪魔にならずいい条件です。
 でも天気予報は雨がち。
 ふと外を見てみたら、空がけっこう開けてました。
 雲が広がらないうちに表に出ます。

 

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 さそり座。
 いちおう市街地に囲まれてるので、光害が目に付きます。
 極力明かりから遠ざかって、畑の中を通る道に陣取ります。
 少し向こうでは家族連れも星を見てました。 

 

 

 

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きんぎんすなご [星見]

 梅雨の中の月の暗い晩、天気予報に数時間だけ晴れマークがついていました。
 梅雨が明ける前に新しいレンズで練習をしなければと、仕事の後で電車に乗りました。

 

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 北天、山に隠れる北斗七星。

 ここからは北極星が見えず、簡易赤道儀の極軸出しの練習にはならないです。
 とりあえずコンパスと高度計でそれっぽく合わせておきます。

 

 

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金環日食 [星見]

 去年から天文誌などで大きく取り上げられていた、2012年5月の金環日食。
 自分もカメラと三脚を持って、会社の近くの公園で見てきました。 

 

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 自分は子供のころから「金環食」で覚えてました。ニュースを見るとみんな「金環日食」って言ってますね。
 実のところ最初は「ふーん」くらいでいまいち興味がなかったんですけど、世間の盛り上がりを見てるうちに気が変わりました。一生に一度レベルだそうですし。

 

 

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月光冠 [星見]

 昨夜は月にうす雲がかかって、光冠がきれいに出ていました。 

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 写真で見ると明るい輪の外側にも暗い輪が出てるのね。

 

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 雲がかかってないとき。
 めいっぱいトリミングしています。

 

 

 雲が速くてシャッターを1秒開けてるともうぼやけちゃう。
 何か前景があったほうがかっこよくなりそうだけど、そういうのはまた今度にしよ。 

 

 


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ふたご座流星群 [星見]

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  三大流星群のひとつ、ふたご座流星群。
 今年の極大は15日午前2時ごろとのこと。

 ですが、その時間帯は明るい月が満天を照らしているため条件としてはよくありません。
 さらに夕方ごろの天気は全天曇り。これはだめかー。

 

 

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皆既月食 [星見]

 今まで月食はあまり気にしていなかったんですけど、今回の皆既月食は好条件だというのでひとつ見てみることにしました。
 空気が澄んでいる季節だし、天気のいい土日だというのもいい感じです。

 

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 22時18分。
 既に月の一部が暗くなっていました。

 

 

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ぐるぐる [星見]

 ぜんまい駆動の赤道儀に新型が出たので、安いし軽いし買ってみようかなーとか思いつつネットをあさってたら、ペンタックスのカメラですごいのができることを知りました。

「アストロトレーサー」
http://www.pentax.jp/japan/products/o-gps1/astrotracer.html

 GPSと加速度センサ、それにイメージセンサを動かす手振れ補正機能を組み合わせて、赤道儀なしで日周運動を追尾するのだそうです。
 赤道儀が要らないなら三脚もそこまで頑丈でなくてすむのでさらに軽くなるし、設置時に極軸を合わせなくていいので非常にお手軽、北極星が見えなくても問題なし。画期的すぎる。

 レンズ側で手振れ補正をかけるキヤノンではこれは真似ができません。
 しかしペンタックスに乗り換えるとなると、カメラ本体だけでなく、レンズも買い替えになってしまいます。それはムリ。

 帰りに本屋さんに寄って天文誌の記事を見てみたところ、まだ評価はしきれていない様子です。
 姿勢検出の精度かレンズの特性のためか、広角では視野周辺が露光時間に応じて流れてしまうとのこと。でも普通はシビアになる望遠側では逆に問題ないので、これはこれですごい。

 これ、他のメーカーもなんとか似たようなことをやってくれないかなー。 

 

 まあ、追尾撮影が今持っている機材や行ける場所でもできるかどうかもあるし、ぜんまい赤道儀を試してみるのはいいかもね。

「MUSICBOX EQ」
http://www2u.biglobe.ne.jp/~sky-bird/orugo-ru-p-munt.htm

 

 


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ヴィーナス& [星見]

 こないだは、金星がいちばん明るく見やすい時期だったので、早起きして撮ってみました。
 視直径が40秒と言うから木星と同じくらい。なんとかいけるでしょ。

 

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 わー撮れたー。
 ちゃんと三日月形に写っています。
 と言っても、直径10ピクセルかそこらを引き伸ばしていますけど。
 双眼鏡では、明るすぎて形は見えなかった。

 

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 こっちは木星。
 衛星は上からカリスト、エウロパ、ガニメデ、かな?
 イオは隠れてるのかな?

 

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 木星を暗く撮ってみました。
 ピクセルを引き伸ばして8枚をコンポジット…する意味は、こんな小さくてもあるのかどうか。
 とにかく、木星の濃い縞模様が写っています。

 

 ぜんまい式のポータブル赤道儀…
 http://www.astroarts.co.jp/news/2010/12/03hoshinavi/index-j.shtml

 0.7kg、2万円だそうです。冗談みたいな機材ですが…
 赤道儀で追尾撮影とかしてみたいなあ。
 

 

 


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ペルセウス座流星群 [星見]

 8月13日の明け方は、ペルセウス座流星群の極大でした。

 台風の影響か空には雲が多く、期待は持てないと思ってましたが、上のほうを見ると雲の切れ間から見えている星もあって、深夜をまわってから外に出てみました。

 

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 カシオペア~アンドロメダ付近。
 中央上寄りと、左下端に流星が写っています。
 同時に写したものではなく、連写したうちの写っていた2枚を、比較明で重ね合わせています。
 こうすると、カシオペアの脇の輻射点から放射状に流星が飛び出しているのがわかります。

 

 

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天の川 [星見]

 先週になりますが、埼玉のほうに星を見に行ってみました。

 予報ではちょうど曇りだしてしまう時間帯でしたけど、行ってみたら雲のないいい天気で、天の川が見えていました。 

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 南天。
 東京が南東方向にあるので、その光害が出ています。
 それにしてもこんな首都圏に近い場所で、天の川が見えるとは。

  

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 夏の大三角。

 ここはそれなりに有名な星見スポットということもあって、観望に来ている人もたくさんいました。
 梅雨明けの晴天ということもありますし。
 キャンピングカーみたいな車や、天体望遠鏡を使っている方もいたようですし(暗くてわからないのですが)、単に椅子に寝そべって見ている人たちもいました。

 

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 さそり座方向、M7散開星団(トレミーの星団)。
 右のはM6散開星団(ちょう星団)。

 

 望遠ズームだと、ピント合わせが至難の技です。
 ズームしたままだと目標を視野に入れられないし、目標に向けたままだとピンと合わせに使える明るい星がないし。 

 赤道儀があればいい、とかいう話じゃなさそうですね。自動で視野に導入できるのならいいのかもですが。 

 

 


コナキ [星見]

 先日、月と天気がそこそこよさそうで都合のついた日に、ちょっと星見に出かけてきました。

 以前にgoogleマップやらでめぼしをつけて昼間に下見に行ったこともありましたが、夜行くと昼間とはぜんぜん印象が違っていることもありそうな気もするので、まあ今回もどんなもんか見に行くようなもんです。 

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 東側。
 ひどい光害で、さそり座がほとんど見えていません。
 ここまで来てもこんななのか。
 市街地からはけっこう離れたつもりだったんですけど。
 左下は街が煌々と光っているように写っていますが、実際は地味な集落です。

 

 

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さそり [星見]

 こないだ、晴れていたので夜中にちらっと近所に出てみました。 

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 さそり座と南斗六星。
 今の時期なら1時か2時頃にはいちばん高くなってるのね。
 でも3時頃にはもう薄明が始まるんだ。

 

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 うしかい座アークトゥールス。
 この星はアークトゥルスと言ったりアルクトゥールスと言ったり日本語表記が安定しないね。
 近所ではさすがに光害がひどい。

 

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 90mmで真上をめくら撃ちしたら、こと座の全景が入りました。
 しかしピンボケ。
 ベガの左下に二重星が写ってます。

 

 さそりはいつも低いし、行きやすいところは視界が山で遮られるし、いいところないかなあ。
 車で時間をかけて行くのが普通なんだろうけど。

 

 


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水星とか [星見]

 今日は満月なのです。 

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 んで、昨日撮ってきたお月さま。
 カメラのライブビューを見るとゆらんゆらんゆれてて、水の底から見上げてるみたいな感じでした。

 風が強かったので、こういうときに頑丈な三脚が要るんだなと思いつつ、千円代の三脚を縮めて使っておきました。

 満月は正面から光が当たっててのっぺりしてしまうのですが、このカメラでの撮り方の練習です。 

 

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 金星。

 金星の右下の明るいのは撮ってるときから気がついてましたが、何だろうとさっき天文ソフトを見てみました。
 水星? 水星って見えるものなの?
 水星は、太陽に近すぎてなかなか見ることができない惑星って聞いてましたが、今は水星と太陽が角度的に離れていて、見やすい時期なんだそうです。ほえー。
 

 

 


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暗いのはこわいけど [星見]

 ってんで、少しでも光害から離れようと電車に乗ってきました。

 

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 おー。
 さすがにこっちのほうが空が暗くて、感度を上げていっても白くならないぞ。

 

 

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光害地 [星見]

 都心から離れているとは言えそれなりの光害地だし、雲もかかっていたので、こんなもんなんでしょか。

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 ってんで、もうちょっと奥のほうに行ってみました。
 まだ画像処理してないけど、これよかはずいぶんましっぽいんじゃない。

 


懐炉とか要るのか [星見]

 久しぶりに雲が切れたので、夜霧と光害のなか、撮ってみました。

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 左上にぼやっと星屑が集まってます… かに座のプレセペ星団だ。
 こんな状態でもあっさり写ってくれるのか。

 中央上の赤っぽいのは火星、右側はふたご座のカストルとポルックスです。

 

 

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 あらっ。
 これが話しに聞くレンズの結露というやつですか。帰るべ。

 

 


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花粉はじめました [星見]

 今日のISS。 

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 ここんところずっと天気はよくないですが、ちょうど今日だけ晴れました。

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 デジカメいじってたら、うまい具合にリゲルが液晶画面に入ったので、撮影と微調をくりかえしてオリオンの小三ツ星を捉えることができました。
 まんなかのぼやーっとしてるのは、オリオン大星雲。コンデジで固定撮影でもかろうじて存在がわかります。

 

 


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火星と満月 [星見]

 今夜は満月。
 んでもって、今、火星が地球に接近してるんですって。

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 月の左上、薄雲のはずれにぽつんと火星が見えています。
 今の火星の視直径は木星の半分とかそのくらいだそうで、双眼鏡で見ても点ではなく面積があるように見えるような見えないようなという感じです。

 デジイチといいレンズを使ってみたいなあ。
 どっかに10万ほど落ちていないかしらん。

 


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月齢8.8 [星見]

 今日は日没直後にISS(国際宇宙ステーション)が見えるいい機会だったので、三脚持って出かけました。

 ISSのほうは、明るくてよく見えたんですが、写真はいまいっぽでした。

 代わりに月を撮って遊んでました。

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 欠け際の地形が影で浮かび上がってよく見えています。
 下のほうはティコクレーターとクラヴィウスクレーターかな?
 上のほうのアペニン山脈もいい感じです。

 

 


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