大岳山~鋸尾根 [おでかけ]
今回は御岳山から大岳山、鋸尾根を抜ける道を歩きました。
この春行きたい場所はいろいろありますけど、どこもまだちょっと季節が早い感じです。
ただGWも近づいてきましたし、出られるときに脚を慣らしておかなくちゃと思います。
コースタイム5時間半、歩行距離11.2km、標高差は下りで900m。
このルートをたどるのは確かこれで3回目。
楽なコースではないので過去2回にはそれなりに気合を入れて臨みましたが、なんだか今回はあっさり行けちゃいそうな気がしてきました。気がするだけです。
陽だまりの中のカキドオシ。
天気予報では18時頃が雨になってますが、今はまだいい天気です。
いつものように武蔵御嶽神社にお参り。
階段ですでに息が切れてます。
そいでいつものようにロックガーデンへの道を、歩き出してから思い直し、少し引き返して七代ノ滝への道に入ります。
余計なアップダウンになってしまいますけど、今日はなんだかいけそうなのだ。
おや、沢に木が渡してあります。前に来たときはなかった。
これなら滝に簡単に近づけます。
天狗岩。
見た目が怖そうで登ったことはありませんでした。
今回は行ってみます。
天狗さま初めまして。
岩から鎖伝いに下りるのはやっぱ腰が引けました。
ロックガーデンではハナネコノメがたくさん咲いています。
ヨゴレネコノメ。
こんな名前なのにとてもいい色です。
ヤマネコノメソウ、かな?
綾広ノ滝。
残雪はほとんど消えており、ところどころにちょっとずつ残るのみです。
大岳山。
富士山はてっぺんが雲の中。
ここからは、長い鋸尾根へと進みます。
調子に乗ってたのが祟ったのか、左脚がつりそうになってきました。
もう正午になりますが、指先が冷えてぴりぴりします。
寒暖計はずっとゼロ℃を指しています。
鋸山。
直前がこんなに急坂だったとは覚えていなかった。
休憩の後歩き出すと、すぐ後ろに単独行のおじさんがつけてきました。
先に行ってもらおうとしたら、「いえ、私もそんなに速くないので…」とのこと。
まあその気持ちもわかりますし先に進みましたが、これがぴったりついて来る。
背後に聞こえるダブルストックのコツコツいう音が脅威です。
こうなるとなかなか休憩しにくくなってしまう。
脚がつりそうですが、何もない場所で筋を伸ばし始めるのもせっぱつまってるようでなんか嫌だ。
向こうのほうが速いのなら追い越してもらおうと、道の広い場所で脇によけて立ち止まり水を飲んだりしました。
後ろからも水を飲む音が聞こえました。ちょー。
ひーふー。
鎖場の分岐に出ました。
視界が開けてるので、休憩しつつ写真を撮ったりします。
おじさんも座り込んで休憩。
ここでは思う存分脚の筋を伸ばし、身支度を整え、ストックを縮めます。
さて行くぞ。
直前におばさんが下りて行ったのに勇気付けられて、初めてここの鎖にチャレンジです。
向こうの谷がよく見えるのでなかなかおっかないのですが、実際はそれほどの落差でもないのは、以前に下から見たことがあるので知っています。
岩はぎざぎざしてて足をかけられる場所も多く、無事降下。
おじさんは巻き道を行ったようで、やっと離れられました。
この鋸尾根には他にも鉄の階段や梯子のついたアップダウンがあって、つりそうな脚ではたいへんです。
愛宕神社への上り階段で、ずっと左脚をかばってたせいか逆に右脚がつってしまいました。いちち。
幸い前後には誰もいないので、ひょこひょこと踊り場まで上がって脚を伸ばします。
神社にお参り。
ちらちらと雪が舞い始めてます。
奥多摩駅に着くと、ほとんど吹雪気味になってました。
もう4月も半ばになろうというのに。
脳内BGMは岡崎律子『4月の雪』。大好きな曲です。
「寒い夜も 遠い道も 投げ出さずに 来たね」
「出ておいでよ 寒くないよ 4月はじめの雪」
電車を降りたら、にぎやかな太鼓が聞こえてきました。
桜まつりかー。
この数日でやっと花が開き始めてきています。
来週あたりは花吹雪かなー。
青梅線沿いには魅力的な山が多いですね。新緑の時期はとてもよさそうです。
足がつってしまったとの事、怪我がなかったようで安心しました。
後ろにピッタリつかれたときのプレッシャー、わかりますよ。
でも、逆に、前の人に先を譲られたときのプレッシャーもなかなかのモノです。おじさんは、それが怖かったのかも、、、。
by Sakuya2634 (2012-04-13 22:54)
水を飲むなら、車間距離を開けるように飲んで欲しかったです。(笑)
下界はすっかり春ですが、奥多摩の山はこれからですし、どんどん行かなければ!
by ひさみね (2012-04-14 20:53)