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宇宙戦艦ヤマト 地球防衛艦隊

 目下、地上波で放送されているアニメ『宇宙戦艦ヤマト2199』がお気に入り中。
 旧作どおりにあっさり壊滅する地球艦隊に涙して気分が盛り上がったところで、地球艦隊のプラモデルを購入してみました。

 プラモデルは、子供の頃でも簡単に素組みする程度でした。
 パーツははさみで切り取って、付属のセメダインで手をべたべたにしながら、合わせ目がズレたり隙間が開いたり。
 大人になってからも1、2度やってみましたが、まあ似たようなものでした。

 

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 今の時代のプラモデルは非常な進化を遂げており、接着剤はほぼ不要、パーツには始めから色がついていて、合わせ目などの精度もばっちり。ランナーから切り取る部分も極力目立たないようになっています。 

 この「連合宇宙艦隊セット1」は、ひとつのキットに3隻の艦艇が含まれています。
 通常の1/3の労力で1隻組み立てることができるということか。
 これなら自分でも何とかなるんじゃないかな。 

 

 

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 ってんで1隻目。村雨型宇宙巡洋艦<ムラサメ>。
 こいつは旧作には登場しないので、その分思い入れも微妙です。
 大きさは他の2隻の中間。最初の練習にはちょうどいいと選びました。

 はじめから色がついているとは言え、単に組むだけでは、どうしても見た目のおもちゃ感が強くなります。
 今回はガンダムマーカーの筆ペンのグレーを使って、全体の調子を整えました。
 ペン1本でこういったことができるのは便利です。

 

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 感じとしては、100円のおもちゃが300円くらいになった気分です。

 気をよくして2隻目、金剛型宇宙戦艦<キリシマ>。
 旧作では沖田艦と呼ばれていました。
 戦艦というだけあって大きいです。
 劇中の描写ではガミラス艦隊に全く歯が立ちませんでしたが、ガミラスの侵攻に7年間も持ち堪えていた以上、全体としてはそこまでの圧倒的な差ではなかったのではないでしょうか。

 

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 3隻目。磯風型突撃宇宙駆逐艦<ユキカゼ>。古代艦です。小さ!

 これを最後に回したのは3隻の中でいちばん好きだったからですが、パーツが小さくて大変でした。
 水転写デカールを貼ったのも初めてだったかな?なかなかまっすぐ貼れなくて苦労しました。
 プラモの作り方サイトを見ると、このデカールを貼るためにも専用の溶剤が幾種類かあるとのこと。驚きです。

 窓の部分は、ガンダムマーカーの緑を買ってきて、ちょちょいと塗りました。
 艦体はどれも地の色のままです。
 こいつらって、何だってこんな色なんだろうねえ。

 

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 3隻終わったところでビックカメラを覗いてみたら、ヤマトのプラモがどっさり入荷していました。
 新しい製品ではなく、昔の、子供の頃のキットの再販です。これはうれしい。

 自分がいちばん好きなのは、『パート2』『さらば』の時代の地球艦隊。
 『2199』にもし続編ができたらそれらもキット化されるでしょうけど、そんなのは待っていられません。

 

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 4個購入。
 「パトロール艦」「巡洋艦」「駆逐艦」「護衛艦」。
 いずれもこれといった活躍のない脇役やられ役です。
 1個160円。

 「主力戦艦」や「アンドロメダ」のファンも多いと思いますが、戦艦にはあんまり用はありません。
 運用コストが高いので決戦の時まで大事に港にしまってある戦艦よりも、短期間で安くたくさん建造されて、哨戒や船団護衛に走り回る小型艦艇がいいんです。 

 

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 護衛艦を作り始めます。
 こいつは1箱に2隻入っているので失敗しても大丈夫。
 かっこいいし、主人公が初めて艦長を勤めた艦ですよ。戦闘シーンはないけど。

 最近のキットと違って色なんてついていないし、精度が悪くてパーツの合わせ目もずれまくりです。
 合わせ目のほうは適当にして、今回は塗装にチャレンジしてみます。
 塗料に筆に工具にといろいろ買い込んで、80円のプラモ作るのにいくらかかるんだ。 

 

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 箱の絵では暗い灰色の艦体ですが、好みでライトグレーをベースにしてみました。

 プラモ経験者に聞いたら、塗装後のスミ入れはまた違う種類の塗料を使わないといけないとか。
 そんなのやってられん。とにかく飽きずに1隻完成させて経験値を積まないと。
 やっぱりガンダムマーカーの筆ペンで簡単に汚しを入れることにしました。 

 

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 完成!

 小さいキットだし、筆による塗りむらもあって小学生的なテイストも漂いますが、初めてここまでできたのでよかったです。
 塗装は、作業自体はそれほど時間はかからないものの一度塗ったら一日乾かさないといけないので、全体では10日くらいかかってしまいました。

 

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 PCのディスプレイに以前撮った星景写真を表示させておいて、プラモを前に置いて撮影します。

 室内では手持ち撮影は厳しいとわかったので、今回は部屋の中に三脚を立てました。
 シャッタースピードが1秒とかだと三脚使ってても絵がブレる。
 何でだと思ったら、絨毯と自分の体重移動が悪さしていたようです。
 カメラにレリーズスイッチをつないで、離れたところから慎重にシャッターを切るようにします。 

 

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 まずは出来上がってよかった。おなかいっぱいです。
 これで一応ひと通りの勝手はわかったと思います。
 同じことするなら次はもうちょっと楽にできるんじゃないかな。
 やるとしたら、次は駆逐艦かなー?

 

 


タグ:おもちゃ
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コメント 2

JUN

お写真が相変わらずお上手ですね。
特撮映画のワンシーンのようです。
by JUN (2013-06-15 14:48) 

ひさみね

いろいろやってみて、黒をバックにF値を絞って望遠で撮るのがいいっぽいです。
実物は見た目にもっとしょぼいので、写真マジックっぽいところが確かにあります。
でも、塗装の途中で携帯で撮った写真が、なんかいちばん見栄えがするような気がしなくもありません。
by ひさみね (2013-06-15 20:13) 

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