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御前山 [おでかけ]

 今回は御前山に行ってきました。
 大岳山、三頭山と合わせて奥多摩三山と呼ばれている山で、これで三山とも達成です。

 ガイドブックでは御前山は、その急登のせいか奥多摩三山の中で最も難易度が高く設定されてたりします。
 栃寄沢沿いのコースは今年の夏まで通行止めでしたが、御前山に行くならここを歩きたいと考えて様子を見てました。

 さてずいぶん秋っぽくなってきて、これ以上寒くなって道が泥んこになったりしてもたいへんなので、ここらでいっちょ行ってもいいんじゃないかな。  

 

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 中級者向けコースともなれば自分にはお気楽とは言えなくなってくるので、事前にあちこちのブログやら何やらを見て予習をしておきます。

 ・ 登りは、出だしからいきなりの急登で知られている
 ・ 下りの栃寄沢沿いは、ところどころ道がわかりにくかったりするかも
 ・ 沢沿いは、木の橋や岩が苔でとっても滑りやすい
 ・ 最後のほうでやぶになっている部分があり、奥多摩ビジターセンターからも通行注意とされている

 なるほろー。
 木の橋は、先週つるんといった記憶も新しい。滑るのはいやだなあ。
 まあこのコースは林道を使って下りることもできるんだし、どうとでもなるでしょ。
 コースタイムは5時間ちょいですが、自分は急な下りは遅いし、休憩やら写真撮りやらを含めて7時間ぐらいみておこうかな。

 

 

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 奥多摩湖の登山口から出発です。
 始発のバスは登山客が多かったのですが、ここで降りたのは自分だけ。栃寄沢で降りた人はいました。
 みんな、雲取山方面まで行くのかな?日帰りで??すごいなあ。

 

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 はー。はー。
 確かに急だ。登るのは大変だけど、下りるのはもっときつそうです。
 しばらくは他の人もいないので、熊鈴をちりんちりん鳴らしながら登ります。

 

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 サス沢山からは奥多摩湖が見下ろせます。
 すげー、地図と同じ形だ。
 もみじの向こうあたりが自分も行ったことのある倉戸山で、尾根沿いのコースが登山口から下山路まで見えて楽しい。

 

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 東京市…いつの話だろう。

 木々の向こうに富士山がちらちら見えています。
 ここからだとけっこう下のほうまで見えるのね。

 

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 ふーふー。
 御前山山頂到着。奥多摩三山制覇です。

 人気の山ですけど時刻も早いので、最初は人も少なく場所を好きに選べました。
 やっぱり山頂は寒いので、服装を整えてからおにぎりおにぎり。

 

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 展望はあまりないとのことでしたが、思った以上にいい眺めでした。
 右の山が鷹ノ巣山、左奥が東京都最高峰の雲取山。
 こう見るとなんだかすごい近くに見えます。

 しばらくのんびりしてるうちにちらほら人が上がってきて、また下りていきました。
 自分もそろそろ出発しよう。

 

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 山頂のちょっと下の避難小屋です。
 すごいきれい。

 

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 お隣の大岳山。
 尾根がもうずいぶんと紅葉してます。

 

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 こちら側一帯は奥多摩都民の森になっており、登山道と散策路が交差分岐を繰り返します。
 その都度「トチノキ広場から奥多摩湖へ(登山道)」の道標の通りに下りていくのですが、なんか途中から舗装された道になってしまいました。
 間違っていないといえば間違ってはいないんですけど、もっと登山道っぽい道が平行してときどき見えるのが気になります。あっちのほうが正解だったのかな?

 

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 ともあれトチノキ広場は間違いないわけで、ここからまた道標に従って登山道に入っていきます。
 木々の向こうに栃寄大滝がちょろっと見えますけど、道が狭くてゆっくり見れない。
 代わりに沢まで下りたところで、ミニ三脚を出して手ごろな流れを撮ったりします。

 

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 出た、木の橋です。
 滑ったら大変だ、慎重に渡ろう。

 

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 木の橋三連。手前と奥のは橋が下り坂になっています。
 丸木の部分はいかにも滑りそうなので、横木の角材を踏んで一歩一歩下ります。
 そういや先週の橋は、丸木だけで横木がなかったんだな。

 

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 うへ、この橋は谷側に外傾しています。

 沢沿いは岩がごろごろしている道で、ときどきどこが道なのか一瞬わかりにくくなったりもしましたが、二三歩進むと先にまた木の橋が見えるので大丈夫でした。
 と言うか木の橋多すぎだ。そろそろ飽きてきた。
 そして飽きた頃がいちばん危ないと、気を引き締めます。

 

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 つっかい棒「俺が支えているうちに早く渡るんだ!」
 ぐらぐらします。

 

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 小さい崖の上を水がじゃばじゃば流れていますが、ここを渡れとおっしゃいますか。

 

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 水の上を石伝いに、なんて言ってられないので、水の底でも安定してそうなところを踏んで渡ります。
 靴の防水性能が頼りです。

 

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 おっ、ヤブっぽくなってきた。
 もっと、道が見えなくなるくらいのだったらどうしようと思ってましたけど、そんなことはなかったです。まあポピュラーなコースですしね。
 ここまでくればもうあと少しです。

 

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 林道が見えました。やれやれ。
 登山口からバス停までちょうど7時間でした。
 遅いと言えば遅いですが、途中いちいち写真撮ったりもしてるので、こんなもんでしょう。
 こけなかったし、道も間違えずにすんだし(体験の森はわかりませんけど)、脚が攣ったりもしなかったし、楽しかったし上出来です。

 

 そろそろ紅葉も本番です。
 今度はどこに行こうかな。

 

 


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