日影沢 [おでかけ]
今回は、春の小さなお花を見に、裏高尾の日影沢に行きました。
この時期の花が、自分はいちばん好きな気がします。
高尾駅から始発のひとつ後のバスに乗ったのですけど、バス停は行列になっていました。
停電やら品薄やら交通機関の乱れやらで大変な日々ですけど、みんなお花や山登りが好きなのね。
日影で下りて、カメラを下げてきょろきょろしながら歩き出します。
おっ、見つけました。
ヨゴレネコノメ。
地味ですがかなり好きです。
この、汚し塗装の下敷きに使われちゃったような汚れっぷりがいい。
アイドル的なハナネコノメよりも好きなくらいです。
でも最初は地味さのあまり見落としてて、戻り道で気がついたのはナイショです。
よく見たら花が咲いてるっぽいかな?
去年見たときはいっぱい咲いていたニリンソウ。
今回はまだちらほら程度です。
全開よりも、ピンクがかった咲き始めがいいのだ。
今年は、沢沿いにロープが張られていて立ち入り禁止になっていました。
対岸に渡るのも禁止。
本当は、ロープのこっち側でも踏んじゃいけないんだろうな…。
去年は見ることができなかったアズマイチゲ。
まだ開く前です。お昼になったら開くのかな?
よく似てるけどキクザイチゲ。
写真を撮るときは葉っぱとかも撮っておかないと、あとで種類がわかんなくなったりします。
咲いているものもちょっとだけありました。
お花スポット案内。
こういうのはうれしい。ニリンソウはやっぱまだっぽいね。
他の人の行く先についてくと、ハナネコノメの群生地に出ました。
白い萼(がく)におしべの赤いてんてんが鮮やか。
この時期の人気者です。
自分はひとりでゆっくり撮れましたけど、戻り道に見てみたらカメラ構えた人たちが何人も張り付いていました。
コチャルメルソウ。
アンテナみたいのが花びらです。
なんともへんなお顔です。
他の花もそうですが、こいつもえらく小さくて撮るのが大変です。
ミニ三脚を身体に当てたりしてブレを押さえようとしましたが、やっぱり難しいです。
沢から出た道端には、オオイヌノフグリとヒメオドリコソウの群落が。
街中でも咲いているヒメオドリコソウはありふれた雑草ですが、ちんちくりんでピンクくて、花も葉っぱももふもふなのがすごく好きです。
もふもふー。
シロバナのほうも好きなんですけど、このあたりでは見かけませんね。
ホトケノザ。
オドリコソウと似たようなもんですけど、こっちはひょろっとしててあまり可愛くない。
ナナホシテントウもうろうろしていました。
こいつは… サナギから羽化したてのほやほやです。
黄色い色がきれいですね。
まだ赤い色も黒いホシも出ていません。
今回は見たかった花をいっぺんにみんな見ることができてよかった。
スミレもちらほら咲いていましたが、あれは見分けがつかないので手に負えません。
わかるひとはすごいなー。
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