タイ [おでかけ]
9月下旬から10月にかけての2週間ちょっと、タイに出張に行ってました。
もちろん仕事ですけど、観光もさせて頂いたりしたのでその写真とかです。
空港からホテルに向かうタクシー。
こっちの車には仏教グッズや王族グッズがよく置かれているのですが、このタクシーにはいろんな国の紙幣がびっしり張られていました。
やたらゼロが多いのがあったので帰ってから調べてみたら、100万トルコリラ札でした。(これでも価値としては100円か200円くらいらしい。)
タイバーツ札があったら剥がして支払いに使えるかと思ったけど、さすがにありませんでした。
ホテルはバンコク市街、外人の多いエリアのようです。
日本人ぽいの、欧米ぽいの、イスラムぽいのといろんな人がいます。
ある日の夕食。
タイに行きたがっていた中国駐在の人を、スカイプに呼びつけて悔しがらせてあげます。
最初の日曜日は、現地の人にお寺巡りをさせてもらいました。
チャオプラヤー川を船で渡ってワット・アルンへ。
大仏塔。
観光に来ている日本人も多く見かけます。
日差しは頭の真上から照りつけていて熱く、帽子が欲しくなってきました。
仏塔は陶器のかけらで装飾されています。
ずらっと塔を支えているのは何だろう。お猿さん?魔神?鬼?
ここの階段はむちゃくちゃ急です。
みんな手すりにしがみつくように上り下りします。
川を戻ってワット・ポーへ。
スケール感がおかしい。
お寺は服装にも注意が要るらしく、丈の短いスカートとかはだめみたいです。
貸し出される上着を羽織った白人のおねいさんとか多かった。
ずらっと並んだ小鉢に、コインを1枚ずつ入れていきます。コインは20バーツで受け取れます。
鉢はかなり多いので、必死に入れていくうちに途中で何枚かまとめて入っちゃったりしました。
これだけたくさんあるんだから足りるだろうと思ったら、やっぱり最後の数鉢が足りなかった。
お寺の敷地の中に、無料で食事を出しているところがありました。
徳を積むための善行、とかそんな感じらしいです。
チップを置いていこうか迷いましたけど、そういうことならとありがたく頂きました。
トムヤンクンとか魚の何かとかがからかった。
同じ卓に一緒になったお二人さん。中国のお姉さんとスペインのお兄さん。
スペインのお兄さんは日本画が好きらしく、北斎の財布を見せてくれました。
次は王宮とワット・プラケオに。
王宮に向かう道はフリーマーケットっぽい露店でびっしりです。
おやっ、と通り過ぎざまに1枚スナップ。ぽっぷはいないのか。
神話の壁画です。
王国とお猿さんと、鬼との戦争のお話みたいです。
守護につく魔神たち。
急な出張だったので準備の時間がなくて、ガイドブックも最低限の情報ページだけを切って持ってきていたので、案内してもらえたのはとても助かりました。やっぱり本1冊まるまる持って来るべきだったかなあ。
さて、観光は1日だけで、あとはお仕事です。
ホテルから仕事先までは、車で片道1時間半。
今は雨季で、毎日夕方か夜に雨が降ります。
日中はたいてい晴れていて、日本のゲリラ豪雨の季節に似ています。
ちょっと雨が降ると、冠水する場所も多いです。
先の大洪水の痕跡も、そこらじゅうに見かけます。
壁や電柱は水に浸かっていた部分の色が変わっており、建物の中に「ここまで水がきました」マークがあったりもします。
こっちのバスはどれもこんな感じ。
ドラゴンボールやワンピースもあります。
次の日曜は、みんな疲れてるし、自由行動になりました。
自分は、ネットでちょっと調べてからバンコク市内を走る電車に乗って少し先の街に行くことにします。
最初の日に教えてもらったので、この電車には乗れるようになりました。乗り換えはできませんけど。
でかいデパートです。
デパートの内外には本屋さんがいくつもあって、どれも日本の本か洋書のお店でした。
中にいる人たちも、タイ人よりも白人や日本人ぽいのばかりでした。
日本通りみたいのがあって、ここのラーメン屋さんで昼食を取りました。
ホテルの周りの日本食屋ばっかりなのも飽きそうだし、かと言ってタイ料理に行く勇気はないので。
タイ料理、食べれるものはおいしいんですけど、サラダでも最高にからかったりするので油断ができません。
店の人に「からいのはどうする?」みたいに聞かれたら、絶対に「からくないのを!」と答えます。
外ではちょうちょをよく見かけました。
飛んでるところを見てツマグロヒョウモンかな、でもちょっと色が薄いかなと思ったら、豹紋がなかった。
こいつはたぶんカバマダラ。日本にもいます。
メスアカムラサキとそっくりなので、どっちかかなり迷いました。
ツマグロヒョウモンもメスアカムラサキも、有毒のカバマダラに擬態しているだけで、わりと違う種類の蝶です。
変哲もないテントウムシですが、あまり見かけない模様だなあ。
関係ないけど、大きな車道を渡ろうとしている、巨大なトカゲというか小さめのワニというか、そんなやつがいました。
また別の日の夕食へ。
歩くのがめんどいので、トゥクトゥクを捕まえてデパートに行きます。
スーパーのフードコートにはよく行ってて、食べれそう(かつ身振りだけで注文できそう)なのはなんとなくわかってきました。
「さっきの人とおんなじの!」って(日本語で)言っても通じなくて、そうこうしているうちにさっきの人は行ってしまうのでがっくりしたり。炒め物っぽいのを頼んだらサラダだったり。
最後の数日はおなかをやられてしまい、へろへろになってました。
仕事から帰るにも毎日1時間半。
王族の人とかが通るときには通行が止められてしまうことも多いらしく、それにぶつかるとさらに30分とか1時間とか待たされたりもします。
ホテルには毎朝日本の新聞が届けられていて、その中に立山かどこかの紅葉の写真がありました。あと昭和記念公園のコスモスの話題もありました。もう秋かー。
帰ったら代休が1日取れるので、どこかに行こうかな。
体調は最終日にはなんとか戻ってきました。
帰りの飛行機の中ではヨーグルトとフルーツしか食べられませんでしたが、それは単に二日酔いだっただけです。朝4時起きなのに最後の晩に飲み過ぎた。
成田からの高速バスを降りて、スーツケースを引きずりながら吉野家に飛び込みました。
出張、お疲れ様でした。
私もタイは出張で訪れたことがありますが、観光はできませんでした。
こんなすごい所があるんですね!
トルコにも出張したことがありますが、当時は貨幣価値が指数関数的に暴落するスーパーインフレの真っ最中で、100ドルのTCを換金しようとして厚さ数センチの札束を渡されました。
100万トルコリラ札、、、。お金のありがたみが感じられません!
by Sakuya2634 (2012-10-14 15:01)
観光できたのは1日だけでしたが、日本や海外から大勢の人たちが来ているのを見ると、ちょっと得した気分です。
インフレこわい!ゼロが多すぎて、ひと桁くらい普通に間違えそうです。
by ひさみね (2012-10-14 19:41)