本仁田山 [おでかけ]
今回は奥多摩の本仁田(ほにた)山です。
これで4回目?5回目?
登りごたえがあるのにショートコースなのがお気に入りなのです。地味ですけど。
この時期雨がいつ降るかわからないので、行けるときに行っておくのです。
こっち。
赤で書かなくったっていいのに。
駅に下りる直前までは、小雨が降ってたようです。
あとは例によって午後のにわか雨予報。
今日は昼には下りてくる見込みなので、そうひどくはならないでしょう。
乳房観音に立ち寄って、おっぱ 登山の安全を祈願します。
この時期、みどりが伸び盛りで、道を歩いていても服が露に濡れてきます。
大休場(おおやすんば)尾根への急登を登ります。
ここも奥多摩三大急登に挙げられるルートで、短いながらも平均斜度なら断トツのようです。
道は常に上向きで足首が休まらず、表面が砂っぽくてずるずるすべり気味。
今日はしっとりしてていつもよりマシかな。
消耗しないようにゆっくりゆっくり。
前後に人はいないのでマイペースです。
こういう山の石組みはよく見かけますが、いつどういう人が作ったんでしょうね。
もうちょっとで大休場、休憩場所です。
小雨が降っているようで頭上でぱらぱら音がします。
樹林の中なので濡れることはありません。
大休場から先も急な登りが続きます。
地形図を見てところどころにある傾斜の緩む場所を、勝手に第二休場、第三休場と名づけます。
第四から山頂までの区間がいちばん大変そう。
ここが第三か、と思ってGPSを見ると、まだ第二だったりしてがっくりします。
ひいひいふうふう。たまらん。
山頂手前の分岐点までやっと来ました。
ここからはたいしたことはもうなく、あとちょっとです。
到着ー!
真新しいベンチができている!
来る途中の道が最近整備されたような箇所もありました。
それにしても、ここに来るときはたいていこんな天気だな。
まあ晴れなら他に行くし雨なら引きこもってるわけなんですけど。
んーっと、古ぼけた(実際とても古い)東屋にするか… んにゃ、ベンチにしましょう。
シートを敷いて腰掛けて、白い霧を眺めながらごはんにします。
確かに霧雨が降っている感じです。座っている間はウインドブレーカーを着ておきます。
山頂のモミジイチゴ。
下山途中には真っ赤なやつもありました。同じ種類なのか別なのか。
さて、コアジサイの咲く道を下山します。
雨は止んだみたいです。
霧で真っ白!と思ってカメラを構えたら、すぐに薄れてしまいました。
登りでは誰とも会いませんでしたが、下りでは登ってくる人たちとけっこうすれ違いました。
この人たち大休場尾根を下るんだろうか。
あそこだけ霧が横切っています。
大根ノ山の神を過ぎれば、こないだも通った道になります。
日もさし始めました。
鳩ノ巣駅の近くまで来ました。
ちょうど11時頃。電車の時刻はどうかな。
地元のおばちゃん「もう下りてきたの!早いね、どちらから?」
話をしていたら、踏切が鳴って電車が行ってしまいました。あらら。
まあ次はその30分後だったのでちょうどいいくらいです。ゆっくりします。
前回、この数字を見て「標高がミリメートル単位だってよ!」と騒いでるおじさんたちがいました。細かい。
本仁田山は、眺望や花よりも登ることそれ自体が主役のような山で、地味なだけに何度も来ている今回は特に何もないかなとも思いましたが、やっぱり来るたびにいろいろ楽しいです。
次週の天気はどうなるかな。
霧に煙る森が神秘的でいいですね!
後ろから4枚目、すごく好きです!
知らない道だとちょっと怖いですけど♪
by Sakuya2634 (2013-07-04 23:26)
馴染みの道であれば、ガスの日も悪くないですよね。
初めて来た時は、途中で帰ろうかと思いました。
by ひさみね (2013-07-05 19:31)